料金が安い葬式の仕組みについて、まとめました

葬儀費用が安くなる葬式の仕組みとは?

葬式と言えば、通夜と告別式があるのが一般的です。葬儀費用を安くするために、近親者のみで行うこともあるでしょう。近年では「安く葬式をするため」というよりは、核家族で親族も少なく、実際に近親者だけしか参列しないから小規模に葬式をしようという事情があります。

近親者のみで行うことで、祭壇も派手に飾る必要もなくなり、会場も小規模なものになるため会場費も節約できます。場合によっては僧侶も呼ばないで行うことも珍しくありません。結果として、葬式・葬儀費用が安く抑えられるということです。通夜も行わないことになるため、結果的に会場費もさらに安くつきます。

プロセスを省き、葬儀費用を抑える

一般的に、臨終からの流れは、臨終、安置、納棺、通夜、告別式、出棺、火葬…というプロセスで成り立っています。

このようなプロセスを省くことで葬儀費用を抑えることができます。葬儀費用を抑えた、安い葬式には、火葬式、一日葬、家族葬などがありますが、これらはプロセスを省いたことでできた葬式スタイルのバリエーションなのです。

火葬式(直葬)は、納棺、通夜、告別式を省いたものです。
一日葬は、通夜、告別式を一緒にして1日で行うものです。
家族葬は、通夜を省き、会葬者を家族・近親者に限ったものです。

家族葬は、通夜は省いて、告別式を近親者のみで行う葬式になります。参列者もいませんので、香典もありませんが、香典返しをする必要もなく、そう言った葬式後の手間を省くことも出来ます。家族葬でも家族以外は会葬できないというわけではなく、参列者を30名ほどに絞って行うこともあります。

火葬式(直葬)はミニマリスト葬式

もし「最低限のお葬式」とお考えの場合は、火葬式(直葬)が最安の葬儀費用になるでしょう。火葬式(直葬)は、通夜や葬儀、告別式を行わないスタイルをいいます。このスタイルの葬式では、火葬のみを行うものですから、もっとも小さなお葬式だということができます。

逝去後、安置施設へ搬送した後、火葬するわけです。故人とのお別れは、火葬炉の前ですることになりますから、ゆっくり別れを惜しむことができるわけではありません。

火葬式(直葬)は現代では珍しくないスタイルですが、葬式全体の数パーセントにすぎないといわれています。しかし、介護施設や医療機関などからのお別れに着目してみると、かなりの割合で火葬式(直葬)が選択されているといわれています。

生活を必要最低限のものに限り、丁寧に生きるというスタイルを「ミニマリスト」ということがありますが、火葬式や直葬という葬式スタイルは、「安い」「高い」といった経済的な尺度でどうこう言うものではなく、「シンプルに、丁寧に生きて死ぬ」という極限のミニマリスト的な生き方なのかもしれません。